豪雨による浸水被害、病院閉鎖直後より、多くの方々よりご支援、ご寄附、ボランティアなど、多大なるお力添えを賜り、全国より日々励ましのお言葉をお寄せいただきました。
 過酷な状況下でも希望を見失うことなく職員が一丸となって復興活動に邁進できましたのは、皆様のご厚情のおかげにほかなりません。深くお礼申し上げます。

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放射線部

放射線部では、透析患者さまが、その時々の身体の状態に合った適切な透析を実施できるよう、定期的に検査を実施しています。

​また、原疾患の合併症や治療による副作用のチェックを行い、早期発見・早期対応に努めています。

​特に透析に必要なシャントについては、丁寧な管理を行っています。

 

透析中の定期検査

透析中の主な定期検査項目は、下記の通りです。

【主な定期検査項目】

​ 〇体重測定

 〇血液検査

 〇胸部X線検査

 〇骨密度検査

 〇腹部X線CT検査・腹部エコー検査

 〇心臓エコー検査

 〇シャント血管エコー検査

【検査詳細】

胸部X線検査

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ドライウェイト(水分管理を行うときに目標とする体重)を決める指標として、心臓の大きさを計測しています。定期的に検査を行っています。

​骨密度検査

透析患者さまは、腎臓の機能低下の影響により骨粗しょう症(骨が弱くなる病気)のリスクが高くなります

そのため手の撮影をして、骨密度を計測する検査(骨塩定量検査)を定期的に行っています。

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X線CT検査・腹部超音波検査

透析患者さまの腎臓はのう胞(液体の溜まった袋)ができやすく、健康な方よりがんになるリスクが高くなります。

そのため定期的に検査を行っています。

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心臓超音波検査

透析患者さまは、透析に必要なシャント作成の影響で心臓に戻る血流の量が増えてしまい、心臓にかかる負担が大きくなって心不全(心臓のポンプ機能がちゃんと働かなくなった状態)を起こしやすくなります。

そのため定期的に検査を行っています。

​シャント血管超音波検査

シャント血管のある腕の(動脈の)血液量が低下すると、透析で使用するシャントが狭くなっている可能性があります。

定期的に検査を行うことにより、シャントが狭くなったり詰まって透析ができなくなる前に治療を行うことができます。

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シャントの治療(経皮的血管形成術)について

透析にはシャント血管が非常に重要です。しかし長年の使用によりどうしても狭くなったり、詰まってしまうことがあります。当院ではシャントにトラブルが起きた際に、早期に経皮的血管形成術(PTA : Percutaneous Transluminal Angioplasty) を施行しています。経皮的血管形成術とは血管に細い管を入れ、狭くなった部分をバルーン(風船)で膨らませて、血管を広げる方法です。

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経皮的血管形成術担当医

村田 智 医師

  学   歴 :

 

主な経歴:

 

  専 門 :

鹿児島大学医学部卒業

医学博士

鹿児島大学放射線医学教室、九州大学放射線医学教室、筑波大学臨床医学系放射線医学教室、

ルント大学研究員(スウェーデン)、日本医科大学放射線科准教授を経て、

現職である帝京大学ちば総合医療センター教授就任。

日本IVR学会専門医(理事)、日本医学会(評議員)、日本血管内治療学会(評議員)、

Japanese Scandinavian Radiological Society (board member) など