• 経営企画室

認知症プロジェクト始動!(認知症PJ②)

更新日:5月26日

水海道さくら病院は、2021年から認知症への取り組みを始めました。前回では、なぜさくら病院は認知症の取り組みを始めたかについてご紹介しました。

今回は、取り組みの全体像を紹介します。


プログラムの全体像

経産省が進める認知症共生社会に向けた製品・サービスの効果検証事業を受託した株式会社メディヴァが提供する『病院における環境デザイン、ケア、経営の3つの視点による「認知症対応包括プログラム」』に実証協力医療機関として参加しました。


このプログラムは、認知症にやさしいデザインによる環境整備、現場スタッフの認知症ケア力の向上、認知症ケア定着のための組織作りの3つアプローチから構成されています。全体は大きく4つのフェーズ(事前準備、気づき、学び、導入)に分かれており、フェーズごとに伴走型の支援を受けながら院内で実践していくことになりました。


(出所:株式会社メディヴァが提供)


①認知症にやさしいデザインの導入

認知症にやさしいデザインという言葉は、日本ではまだあまり馴染みがないかもしれません。これは、認知症への対応を環境デザインの視点からアプローチすることであり、国際的な研究でわかってきたことを体系的に整理し、環境デザインに反映していくものになります。また、認知症にやさしいデザインの基本はその空間を分かりやすくすることですので、認知症の方だけでなく、高齢者や視覚障害者、子どもを含めて多くの方に有効なデザインと考えられています。


水海道さくら病院の入院患者の多くは高齢者の方ですので、認知症の有無に関わらず多くの方にとって過ごしやすい環境ということで私たちも期待をしています。


(出所:株式会社メディヴァが提供)


②現場の認知症ケア力向上のための研修

認知症ケア力の向上は、認知症AR体験から始まります。ARを通して、認知症の方がどのようにさくら病院の環境をみていて、感じているかを体験します。その後、認知症ケアについての動画による座学研修を通して、認知症ケアの基本知識を学んでいきます。


③認知症ケア定着のための組織作り

認知症ケア定着のための組織作りは、さくら病院にとって大事なポイントです。どのような体制でどうやって学んだ知識を現場業務に落とし込んでいくかを現場の視点を取り入れながら進めていくことになります。こちらについては、実践をし、出てきた課題に取り組みながら継続的に改善していきます。

組織作りは、まず認知症WG(ワーキンググループ)の結成から始めました。


認知症WGの結成

認知症プログラムをスムーズに院内で推進するために、認知症WG(ワーキンググループ)を結成しました。プログラムを開発し、提供している株式会社メディヴァと連携しながら、認知症WGを中心に進めていきます。

認知症WGは、窓口や調整としての機能だけではなく、実践内容を現場に落とし込むことや他職種連携を担う役割でもあります。そのため、看護部だけではなく、医師やリハビリチームからのメンバーも参加した多職種で構成しています。




次回は認知症AR体験についてご紹介します。お楽しみにしてください。

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